夏も冬も一挙に解決?内窓の進化形を探る!

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鎌倉の桜の花もようやっと開き始めました。外の空気をめいっぱい取り込みたくなる今日この頃、PHJ賛助会員のYKKapの協力のもと、パッシブハウス・ジャパン事務局の窓の省エネ化を行いました。事務局のある築18年の木造2階建ての建物には単板ガラス入りのアルミサッシが使われていましたが、あまりにも冬に寒く、夏は西日が容赦なく進入して不快極まりなかったため、応急措置として昨年の冬からハニカムサーモスクリーンを取り付けましたが、今度は外の景色が一切眺められない状態に。そこで以前から温めていたアイディアをYKKapに実現してもらいました。まず既存の単板ガラスをアルミ枠から外し、換気框のパーツを枠の上下に仕込んでから、サイズダウンしたガラスを枠に戻します。次にLow-Eペアガラス入りの樹脂製内窓を室内側に取り付け、その間に白いブラインドを取り付けます。白の理由は、できるだけ反射率を上げて、中間層の温度を不必要に上げないためです。そして上下の換気框を開けることで、中間層内では対流が起き、ブラインドが遮蔽した熱がスムーズに外に排出されるしくみです。冬は換気框を閉めることで静止空気層が追加され、窓全体でトリプルガラスに近い断熱性能を発揮させることができます。これで外の景色を眺めながら、冬も夏も省エネで快適な環境を手に入れることができます。以前取り付けたすだれは巻き取った状態で風に飛ばされてしまいましたが、これならブラインドの耐久性もアップ。窓を覆うようなカーテン(気休め断熱+目隠し)が不要になるので、住宅の場合は室内側もすっきりする可能性大。夏になったら中間層に温度計を仕込んで、さまざまなデータを取ってみる予定です。YKKapの皆さんご協力ありがとうございました。

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